事業の取り組み
第45期上半期の主な取り組み
大型店舗の整理・再編
新型コロナウイルス感染拡大による影響を個店ごとに慎重に見極め、店舗収益の回復に相当程度時間を要すると判断した店舗を中心に、直営店25店舗、運営受託店2店舗および、フランチャイズ店1店舗の閉店を実施いたしました。
運営受託事業の拡大
官公庁等の施設に付属する食堂3店舗を新たに受託いたしました。
「届ける事業」の開拓
2020年5月に開設した自社で運営する通信販売サイト「ひとま」において、自社ブランド商品や産地直送品の販売をいたしました。
水産事業の立上げ
静岡県沼津漁港において最古の歴史をもつ、沼津我入道漁業協同組合と業務提携を行い水産事業を立ち上げました。
『魚が買える定食屋』をコンセプトに、沼津魚市場で競り落とした今朝獲れ鮮魚の販売とオーダー調理を提供する「沼津我入道漁業協同組合まるが水産」を、沼津港食堂街にオープンいたしました。また、2021年2月に、沼津港から目利きのプロが選りすぐった朝獲れ鮮魚のネタを使った日替わりお寿司を目玉商品にした、本格寿司の「まるがまる高田馬場店」をオープンいたしました。
新しい生活スタイルへの適応
3密(密閉・密集・密接)を避けた運営
引き続き、従業員の出勤前の検温・体温チェック、適切な手洗い、勤務時のマスク着用等の徹底、店内消毒、扉や窓の開放や換気設備による定期的な換気、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を確保した配席等に取り組みました。
店舗の活用方法の拡大
既存店舗の厨房設備を活用したデリバリーサービス(ゴーストレストラン)の拡大、ランチ時間帯の営業を強化する等、店舗の活用方法の幅を広げてまいりました。
人財育成も見据えた出向・派遣先の開拓
コロナ禍において売上高が減少するなか、現在の状況は、食事業に携わるプロフェッショナル人財を育成する好機と捉え、食材の加工技術向上を目的として食材加工業者への出向を進め、さらに調理技術向上のため研修や技術検定試験制度の運用を開始いたしました。また、外食事業をコアビジネスとしない事業者による外食店舗の開業を支援するため、人財派遣を行う等、将来に亘る人財育成も見据えた出向・派遣先の開拓を行いました。